集団塾のデメリット

周りのレベルに合わせなければならない

子供を通わせる塾を選ぶ際には、まず個人塾と集団塾のそれぞれのメリットとデメリットをしっかりと見極めたうえで、どちらにするかを決めなければなりません。このうち、集団塾のデメリットとしては、ある程度周りの生徒のレベルに合わせなければならないという点が挙げられます。集団塾の場合には、同じ講義を複数の生徒が受講することになるため、どうしてもその内容は生徒全員の平均的なレベルにならざるを得ません。そのため、平均よりもできる生徒やできない生徒にとっては、講義の内容が物足りなかったり、逆に講義についていけないという事態が起こり得るのです。学力が平均水準から大きく乖離している場合には、集団塾に通うべきかどうか、しっかりと見極めた方がよいでしょう。

簡単に講師を変更できない

集団塾の二つ目のデメリットは、相性が合わないからといって講師を簡単に変更できないという点です。集団塾の場合には、多数の生徒が受講することを前提にカリキュラムが決められ、講師もあらかじめ割り当てられていますので、希望するクラスを受講している限りは、担当する講師は変えられません。もちろん、講師との相性が良ければ特に問題になったりはしないのですが、場合によっては子供がやる気をなくしてしまいかねないという点に注意する必要があります。そういった事態をあらかじめ回避したいのであれば、無料の体験講座などを利用して、子供と講師との相性に懸念すべき問題がないかどうかを入念にチェックするようにするのがおすすめです。